クレージーのぶちゃむくれ大発見
東宝・渡辺プロ・1969年1月1日公開


◇ 概要
初期のクレージー映画にみられた社会風刺を盛り込み、どこかハートウォーミングな雰囲気のある心機一転の作品。古澤憲吾らしいアクションシーンも健在で、犬塚弘が観覧車に登るシーンは一部スタントなしで撮影されたという。
ラストの「笑って笑って幸せに」の歌唱シーンは昭和43年の銀座パレードにカメラを持ち込んだライブ映像。

◇ ストーリー
花川戸大五郎(ハナ肇)いきつけのクラブのフロアマネージャー・植村浩(植木等)は、花川戸のツケを払わせるために彼の勤務先に出向き、コンピュータ操作で無理矢理入金させる仕組みにするが、手違いからクラブのホステスである好子(中山麻里)に振り込まれてしまう。植村らは好子の行方を追うが、すでに彼女は殺害されていた・・・。

◇ データ
 ・フィルム  イーストマンカラー
 ・上映時間  84分
 ・併映  フレッシュマン若大将


◇ スタッフ
 ・監督  古澤憲吾
 ・脚本  田波靖男
 ・音楽  山本直純
 ・カメラ  永井仙吉
 ・製作  渡辺晋、大森幹彦
 ・美術  小川一男
 ・助監督  西村潔


◇ キャスト
 ・ハナ肇(花川戸大五郎)
 ・植木等(植村浩)
 ・谷啓(谷井明)
 ・犬塚弘(犬丸)
 ・桜井センリ(留吉)
 ・石橋エータロー(石渡)
 ・安田伸(安西)
 ・中山麻里(天野好子)
 ・春川ますみ(花川戸若子)
 ・なべおさみ(患者)
 ・熊倉一雄(警官)
 ・青島幸男(テレビ局員)
 ・小松政夫(俳優)
 ・東野英治郎(鬼熊)
 ・加藤茶(集金人)
 ・人見明(中島)


◇ 挿入歌
 ・恋のしずく
 ・俺は売り出し中
 ・笑って笑って幸せに












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