香港クレージー作戦
東宝・1963年12月22日公開


◇ 概要
初の海外ロケ作品。すでに数本の香港ロケを手がけていた杉江敏男が監督をつとめた。
見物はなんといっても映画では初めて各人が楽器を持ち音楽コントを披露したことで、谷啓が譜面を書き、実際にクレージーが演奏したものを当てぶりしたという。このシーンは大きな話題を呼び、以後のシリーズでも音楽コントシーンは使われていくことになる。

◇ ストーリー
呑ん平横町の立ち退き騒動に首を突っ込んだ植田等(植木等)は、交渉の末香港の一等地を勝ち取り、自らも脱サラしてこのプロジェクトに加わる。が、客の入りはさっぱり。そこで自慢のバンドの腕を披露して・・・。

◇ データ
 ・フィルム  イーストマンカラー
 ・上映時間  93分
 ・併映  海底軍艦


◇ スタッフ
 ・監督  杉江敏男
 ・脚本  笠原良三
 ・音楽  神津善行
 ・カメラ  完倉泰一
 ・製作  藤本真澄、渡辺晋
 ・美術  村木忍
 ・助監督  浅野正雄、和田嘉訓


◇ キャスト
 ・植木等(植田等)
 ・ハナ肇(花岡八太郎)
 ・谷啓(谷田敬一)
 ・犬塚弘(大塚太郎)
 ・安田伸(安井安吉)
 ・石橋エータロー(石井)
 ・桜井センリ(桜橋)
 ・浜美枝(浜野ミエ)
 ・淡路恵子(姉麻美)
 ・中尾ミエ(中美樹子)
 ・リン・ツウォン(汪社長)
 ・有島一郎(中村課長)
 ・柳家金語楼(第百商事社長)
 ・進藤英太郎(松平社長)
 ・石山健二郎(張大人)
 ・浦山珠美(スチームバス嬢)
 ・世志凡太(秘書課長)
 ・人見明(上野)
 ・由利徹(中野専務)


◇ 挿入歌
 ・チンドン屋のうた(歌 植木等・作詞 塚田茂・作曲 萩原哲晶)
 ・めんどうみたヨ
 ・どうせやるならでっかいことやろう(どうせやるなら/歌 植木等・塚田茂・作曲 萩原哲晶)
 ・おんなのこだもん(歌 クレージーキャッツ・作詞 安井かずみ・作曲 宮川泰)
 ・聖パブリック賛歌(音楽コント)












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